歴史・文化, ガイド, 食
通年プラン
国東市
国見に根付く歴史と文化、アーティストや作品との未知なる出合いを体験
『涛音寮(とういんりょう)』にて、表具師・和田さんのお話しを聴きながら作品を鑑賞します。歴史ある涛音寮が醸し出す雰囲気を味わいながら、国見で活躍するアーティストの作品も一緒に楽しめる体験です。和田さんの工房兼ギャラリーである涛音寮は、まるでお城のような重厚な建物。明治時代の中頃(1890年前後)、重光銀九郎により建てられた造り酒屋の母屋です。
館内では和田さんが修復している屏風や掛軸のほか、着物や帯、古布などを使用して作られた屏風や衝立などの創作屏風も鑑賞できます。
また、国見で活躍するアーティストをはじめ、さまざまな作家のてづくり作品も展示中。作品は購入もできます。地域の芸術家が集まる場所でもあり、作家とお客さんとの出会いの場でもある涛音寮では、展示会やイベントも随時開催しています。
博識で話し上手な和田さんの案内で館内をめぐりながら、地域の歴史、文化、作家たちの物語を聴きましょう。茶せんで泡立てた、まろやかな「野点コーヒー」もいただけます。
作品に顔を近づけて細かく観察したり、少し離れて眺めてみたり。自分の感覚を研ぎ澄ませながら、作品と空間とを堪能する時間。心安らぐひとときを存分に味わってください。
紡ぎ人

和田木乃実さん
義祖父の作品である六曲屏風に感動したことをきっかけに、表装・表具の世界へ入り学びを始めた木乃実さん。後に山口県の表具師に師事し、修復の技術も習得しました。表装を続けるうちに、自宅の着物や帯を使った独自の屏風を制作。さらには「長方形以外の屏風を作りたい」と国東の竹を使い独特のフォルムをした屏風を手掛けるようになりました。依頼主の思い出の着物や帯などを使ったオーダー作品の受注、仏画や掛軸の修復も行っています。
和田圭介さん
国東に生まれ、母である木乃実さんに指示して表装の技術を習い、岡山の表具師へ師事しています。
和田薫さん
熊本県出身。圭介さんと結婚後は屏風などの修復に携わりながら、古布を使ったアクセサリーの制作なども行っています。
ここがおすすめ!魅惑POINT

・風情ある建物で、日常と隔離された空間
・縁側に腰掛けて日本庭園をゆったり眺められる
・ここに来れば作家の詳しい話が聞ける
・アーティスティックな作品に囲まれて五感が刺激される
・季節によって展示が変わる、いつ来ても飽きない
開催日時 | 9:00-17:00の時間内で希望の時間(要予約) 所要:約1時間 定休日:火曜日(祝日の場合は開館) |
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集合場所 |
涛音寮 |
料金 | 1,200円(ギャラリー入館料、お茶代) |
定員 | 1名~ |
ご予約 |
豊の国千年ロマン観光圏 電話:0977-85-8511 メール:jikuhaku@millennium-roman.jp 申込締切:5日前まで |
行程 | 集合:涛音寮 和田さんと合流 → ギャラリーの案内 → カフェ利用 |
備考 | 抹茶、コーヒー、ソフトドリンクからお選びいただけます。 |
参加された方の感想
涛音寮で和田さんに案内してもらえたことで、国東市内に色々なアーティストさんが移住され、作品を作られていることを知ることができました。
個人的には「くにさきかたち工房」さんの陶器が気に入って、お土産に買って帰りました。
次はくにさきかたち工房さんにもお伺いしたいと思い、また国見町に遊びに来たいと思います。
ありがとうございました。
個人的には「くにさきかたち工房」さんの陶器が気に入って、お土産に買って帰りました。
次はくにさきかたち工房さんにもお伺いしたいと思い、また国見町に遊びに来たいと思います。
ありがとうございました。